お口のセルフケア、自信ありますか?
こんにちは。
流山市運河駅から徒歩1分、柏駅から野田線で10分のかわい歯科クリニックです。
毎日の歯磨きに、歯ブラシ以外のグッズをプラスすることで、ブラッシングの効果がより高まります。
歯磨きは、食べ物のカスやプラーク(歯垢)を落とすことが大切です。
プラークに含まれるむし歯菌や歯周病菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分をエサにして増殖していきます。
プラーク中のむし歯菌はさらに糖分をエサにして酸を放出し、その酸が歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンを溶かし、やがて歯に穴いてしまうため、歯の汚れはよく落とさなければなりません。
また、プラークをエサにした歯周病菌が歯周ポケットを広げて歯周病を起こします。
プラークを取り除くことを「プラークコントロール」と呼びます。
プラークコントロールは、プラークを取ることと同時に、プラークの付着しにくいお口の環境を作ることです。
プラークが少ないお口作りをすることで、むし歯や歯周病になりにくいお口ができます。
歯ブラシは、歯磨きの際に基本となるアイテムです。
ですが、歯ブラシで磨けるのは歯の表面などブラシが届きやすい部分だけで、歯と歯の間にはどうしてもブラシが届きにくく磨き残しが出てしまいます。
歯磨きの補助グッズとしておすすめしたいのが、「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」です。
どちらも歯ブラシ売り場に置いてあるのを見たことがあると思います。
デンタルフロスは、ナイロンやポリエチレン等の弾力性のある細い繊維を数多く寄り合わせて作られているため、歯と歯の間の隙間が狭い部分の清掃に適しており、繊維が歯と歯の間のプラークをからめとります。
デンタルフロスには、ホルダーにフロスが取り付けられている「ホルダータイプ」と、必要な長さに切り取り、指に巻きつけて使用する「ロール(糸巻き)タイプ」があります。
歯間ブラシは、歯と歯の間の隙間が広い部分の清掃に適しているグッズです。
ワイヤーにナイロン毛をつけたものやゴム製の小さなブラシで、歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができます。
歯間ブラシには、全体的、特に奥歯に挿入しやすい形状の「L字型」と、前歯に挿入しやすい形状の「I字型」がありますので使いやすいほうを選んでください。
このように、ブラッシングにフロスや歯間ブラシをプラスすることで、汚れの落ち方が格段に良くなります。
また、毎日のセルフケアに加えて、定期的に歯科医院でプロによるクリーニングを受けると、お口の清潔を保ちやすくなるためおすすめです。
お口にむし歯や歯周病などの症状がある場合、基本的なクリーニングであれば保険診療でできますし、初期のむし歯や歯周病のチェックもしてもらえます。
定期的な歯科医院でのクリーニングも活用して、健康なお口を維持していきましょう。