歯ぎしりで歯を失うかもしれない!?
こんにちは。
流山市運河駅から徒歩1分の、かわい歯科クリニックです。
歯ぎしり、食いしばりの癖を軽視していると、酷い時には歯を失う事態に至ります。
日中、歯ぎしりや食いしばりをしてしまうという人は、意識してその癖を止めるようにしましょう。
寝ている時やスポーツをしている時に、歯ぎしりや食いしばりの癖が出てしまうという場合は、なかなかご自身ではコントロールしづらいと思います。
ここでは、歯ぎしりや食いしばりの癖がもたらすリスクと、その対策についてお話ししたいと思います。
ストレスが原因で歯を食いしばってしまう癖を「クレンチング」といいます。
歯で噛む力というのは相当強く、60kgもの圧がかかることもあるといいます。
負荷がかかり続けると歯の負担が増しますので、やがて歯がぐらついてしまうことを懸念しなければなりません。
寝ている時だけ無意識にしてしまう癖というイメージがありますが、意外にも昼間、無意識のうちに食いしばっている人が非常に多くいらっしゃいます。
就寝中、無意識に食いしばってしまう場合もキケンです。強い力が常にかかり続けることになりますので、身体にさまざまな悪影響をもたらします。
どちらにしても、自分ではなかなか気づきにくい癖のため、発見が遅れがちの症状です。
歯が削れたり、ヒビが入ったり、酷い時には折れる、砕け散るといった事態に陥ることもあります。
歯がグラつくことにより、歯周病が悪化しやすくなり、歯周組織の破損が進みます。知覚過敏も起こりやすくなります。
顎関節症、肩こり・頭痛の慢性化にもつながります。
このほかに、ギリギリと歯ぎしりをする「グラインディング」と、カチカチと上下の歯を鳴らすように当てる「タッピング」という症状もあります。
自覚しにくい癖ですが、歯科医院で定期検診を受けるようにすれば、歯の摩耗の仕方などから歯ぎしりや食いしばりの癖があると診断され、早期発見できる可能性があります。
対策としては、就寝中や運動中には、専用のマウスピースを着けるという方法があるので、歯科医院にご相談ください。
歯ぎしりの癖そのものを治せるわけではないのですが、歯を摩耗や損傷から守れます。
日中にマウスピースを着けることもできますが、意識して食いしばらないように癖を直していくことが大切です。
「歯ぎしりや食いしばりの癖ぐらいで…」と軽視するのはやめましょう。
歯を失うような最悪の事態に陥る前に、歯科検診を受けることをおすすめします。
かわい歯科クリニックでは、歯ぎしり、食いしばりについてのお悩みをおうかがいし、改善・対策法についてご提案しています。
専用のマウスピースもお作りできますので、お気軽にご来院ください。お待ちしています。