将来のお口の健康のために……子どもも予防を大切に
こんにちは。
流山市の運河駅から徒歩1分、柏駅から野田線で10分のかわい歯科クリニックです。
乳歯はいつか抜けるからむし歯になっても大丈夫、と思ってはいませんか?
実際は、乳歯は永久歯以上に予防ケアが必要となります。
また、生え替わって間もない永久歯も大人の永久歯よりも弱いのでご注意ください。
今回はお子さんの歯の予防についてお伝えいたします。
乳歯は弱くてむし歯の進行も早め!乳歯の特徴
乳歯は大人の歯に比べて、表面のエナメル質が薄く、歯質も弱めという特徴があります。
そのため、大人の歯よりもむし歯になりやすく、さらに一度むし歯になるとあっという間に進行して行くため注意が必要です。
また、乳歯のむし歯が悪化すると、これから生えてくる永久歯にも影響します。
新しく生え替わる永久歯がむし歯になりやすくなったり、エナメル質形成不全を起こして白や茶色に変色することもありますので、早めの治療が必要です。
お子さんの将来生えてくる永久歯を守るためにも、乳歯が生えたらむし歯予防に取り組み、むし歯になったらできるだけ早く治療を始めましょう。
生えてまもない永久歯は大人の歯よりも弱め
生えてまもない永久歯のことを「幼若永久歯」と言います。
幼若永久歯は、表面のエナメル質が粗く未熟です。そのため酸に弱く、むし歯になりやすいという特徴があります。
幼若永久歯はだ液などからカルシウムやリンを取りこみ、2~4年ほどかけて、大人の歯と同じように成熟して硬くなるため、永久歯になったからといって、急に大人の歯と同じようになるわけではありません。
永久歯に生え替わったら、2~4年はむし歯にならないように予防に取り組みましょう。
参考:参照サイトへ子供のむし歯の特徴と有病状況(e-ヘルスネット)
予防の基本は歯みがきと定期検診
乳歯も永久歯も、予防の基本は「毎日の歯磨き」と「定期的な歯科検診・予防ケア」です。
食事をしたら歯を磨き、できれば10歳くらいまでは保護者の方が仕上磨きも行いましょう。
特に睡眠中はだ液が減ってむし歯になりやすくなるので、寝る前の歯磨きは特に丁寧にやりましょう。歯垢や食べかすをしっかり落とすことで、お口の中のむし歯菌が減ってむし歯になりにくくなります。
定期的な歯科検診と予防ケアでは、お口の状態をチェックしてから、フッ素塗布やシーラントなどの予防ケアも行います。
毎日歯を磨いていても、歯ブラシの届きにくい歯と歯の間や歯列の奥にはむし歯ができやすいので、定期的なチェックと予防ケアは欠かせません。
当院の小児歯科は予防中心です
かわい歯科クリニックではお子さんが歯医者さん嫌いにならないように、お子さんお一人お一人のペースに合わせた診療を心がけています。
お子さんの歯のことで気がかりなことがあったり、予防ケアをさらにしっかり行いたいとお考えの時には、遠慮なくご相談ください。スタッフ一同、親身になってお話をうかがい治療やサポートに取り組んでまいります。